過去問学習において使用する「過去問」とは?

*

過去問学習において使用する「過去問」とは?

前のページでは、社会保険労務士試験における過去問学習の重要性について説明しました。過去に出題された問題と類似の論点の問題が繰り返し出題されることの多い社会保険労務士試験においては、過去問を上手に活用することで、たとえ独学であっても、通学・通信講座と同様に的を絞った効率的な学習を行うことができるようになります。

科目別対策
もちろん過去問の活用は、独学の専売特許というわけではありません。通学講座や通信講座の受講生もやはり過去問を活用することで、その学習効率をさらに高めていただければと思っています。

さて独学の場合には、過去問学習に使用するための過去問を自ら入手しなければなりませんが、通学・通信講座の場合には、教材のひとつとして過去問がセットになっていることも珍しくありません。ただしそのほとんどは、過去の試験問題がそのまま掲載された過去問だと思われます。

実は過去問には、今述べた「過去の試験問題がそのまま掲載された過去問」と、それとは別に「試験科目別に編集された過去問」の計2種類があります。便宜上、前者を年代別過去問、後者を科目別過去問と呼びますが、過去問学習においては、この両方を揃える必要があります。なぜなら、同じ過去問でも、この2つの過去問は用途も、使用するタイミングもまったく異なるからです。

まず年代別過去問は主に、問題全体の分量を体感しながら解き終えるまでの時間をシミュレートするために使用しますので、その出番は受験勉強期間の後半になります。
一方の科目別過去問は文字通り、試験問題が科目別に整理されていますので、インプット学習と並行して使用します。すなわち、その出番は受験勉強期間の前半ということになります。

科目別過去問が用意できたとして、それをいかに活用して過去問学習を進めていくのかについては、次のページから詳しく見ていきたいと思います。



過去問学習において使用する「過去問」とは? 関連ページ

過去問学習の弱点をカバーするための方策
ここまで、「過去問→基本書」の順で学習を行う独自の過去問学習法をご紹介してきましたが、実はこの方法は万能というわけではありません。まず、社会保険労務士試験の試験科目のうち「労務管理その他の労働に関する一般常識」科目ならび […]
過去問学習の効果と実践のヒント
前のページでは、択一式試験の問題文(選択肢)における各論点を手がかりにして、基本書における当該箇所の内容を確認するという方法をご紹介しましたが、これは言ってみれば第一段階。過去問学習法にはまだ続きがあります。 択一式試験 […]
「過去問→基本書」の順で学習することの意義
過去問には2種類あるということがおわかりいただけたところで、このページではいよいよ、過去問を活用した実際の学習方法について述べていきたいと思います。 まず、皆さんがイメージする過去問学習というのはどういったものでしょうか […]
社会保険労務士の試験対策において過去問学習が重要である理由
社会保険労務士試験ほどの難関試験になりますと、通学講座または通信講座を受講して受験勉強を行うのがオーソドックスなやり方ではあるのですが、「過去問」を上手に活用することで、一般的には難しいとされる独学による合格も可能になっ […]
社会保険労務士試験の過去問を100%活用する方法
過去問に関する基礎知識 一口に「過去問」とは言っても、大きく分けて2種類の過去問があることを皆さんはご存知でしょうか? ひとつは、多くの方がイメージするであろう、過去の試験問題をそのまま掲載したタイプの過去問。もうひとつ […]