習慣付け②:値下げ要求には応じない!

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習慣付け②:値下げ要求には応じない!

前のページでご紹介した「プロとしての自覚を持つ!」に通ずるものがありますが、プロであるからにはやはり、お客さんからの安易な値下げ要求には決して応じるべきではないと思っています。

値下げ要求には応じない
社会保険労務士が提供するサービスというのは形のあるものではありませんので、その価値がわかりづらい。よってそれに対する適正な報酬額も曖昧で、値段はあってないようなものという側面も確かにあります。その意味では、値上げするも・値下げするも社会保険労務士自身の裁量次第です。

激戦区で開業した場合には、他事務所との差別化を図るためにあえて低価格を打ち出すというのはアリだと思いますし、それを否定するつもりは毛頭ありません。
このページで指摘している「値下げ」というのは、確固たる戦略に基づくものではなく、あくまでも顧客を獲得するために渋々、あるいはお客さんから言われて不本意ながら行う「値下げ」のことだと理解してください。

実は、こうした値下げの背景にあるのも、前のページで取り上げた社会保険労務士としての「プロ意識」の欠如だったりします。

「経験は浅いですが、一生懸命がんばります!」という言葉を用いる人がお客さんに本当に伝えたいのは「一生懸命がんばります!」ではなく、「経験は浅いですが」の部分。そこには、経験が浅いため成果は完璧とは言えないかもしれないので、そのぶん、料金を値下げしてもかなわないといった図式が透けて見えます。

しかし、「完璧にできない」ことの言い訳をして仕事に臨む限り、仕事の質はいつまで経っても高まることはありません。それどころか「言い訳→値下げ」の習慣が一度身に付いてしまうと、さらなる「言い訳→値下げ」を生み、その結果として負のスパイラルにずぶずぶとはまってしまう恐れさえあります。

むしろ、値下げをすることなく強気の価格を押し出す。そしてその価格に見合った仕事ができるように努力して結果を出す。このような正のスパイラルを生み出すことができるように、言い訳ではなく、知識と技術の研鑽に努めた方が、社会保険労務士としてはよほど健全と言えるでしょう。



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