社会保険労務士の試験対策において過去問学習が重要である理由

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社会保険労務士の試験対策において過去問学習が重要である理由

社会保険労務士試験ほどの難関試験になりますと、通学講座または通信講座を受講して受験勉強を行うのがオーソドックスなやり方ではあるのですが、「過去問」を上手に活用することで、一般的には難しいとされる独学による合格も可能になってきます。

過去問
そもそも、勉強法としての通学・通信講座と独学の違いはどこにあるのか?
価格の多寡ですとか講師の有無ですとか、細かな違いはもちろんたくさんありますが、殊に学習効果という点に限って言うならば、膨大な試験範囲を効率的に学習できるかどうかの部分にあると言って良いと思います。

通学・通信講座で使用するテキストも、独学で使用する市販の基本書も、内容的にはそれほど大きな差はなく、分量に関してもどちらも同じくらいのボリュームがあります。
しかし、独学ではそのすべてを学習せざるを得ないのに対して、通学・通信講座では講師による「ここは重要」「ここは飛ばしてOK」という指導のもとに、ある程度取捨選択しながら学習することができます

独学の受験生と、通学・通信講座の受講生との間で学力の差があるわけではありません。にも関わらず、通学・通信講座の受講生の方が社会保険労務士試験の合格率が高いのは、こうした的を絞った効率的な学習を行うことができているからなのです。

それでは、独学では通学・通信講座のような的を絞った効率的な学習を行うことは絶対にできないのかというと、そのようなことはありません。効率的な学習のキーになるのが、冒頭で述べた「過去問の活用」なのです。

受験勉強において過去問学習が重要なのはどの資格試験も同じですが、社会保険労務士試験においては特にその傾向が顕著と言えます。
というのも、社会保険労務士試験の過去問を詳しく分析してみると、とりわけ択一式試験に関して言えば、約7割は過去に出題された問題の焼き直しであるからです。

すなわち、過去問を活用することで頻出箇所を把握することができる。頻出箇所を把握することができれば、膨大な試験範囲の中から的を絞った学習を行うことができる。これが、社会保険労務士試験の受験勉強において過去問学習が重要であるとする一番の大きな理由です。



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